Against Homogeneous Space
上田知正

Architectual Association school of Architecture,
Graduate School, History and Theory course
Architectural Association school of Architecture, 大学院の学位論文の第二部。原広司の理論について。建築家でイクスプリシット(明示的)な理論を持つ人は、実は国の内外を問わず案外少ない。私はイクスプリシットな理論家に関心があり、日本から撰ぶとすると(第二部の条件)、磯崎か原しかないと考えていた。原は現象学的な用語法あるいは概念を使用すれば、間主観的な全体とも言うべき「全体」を想定しており、したがって、誰にとっても共有しうる建築が可能だと考えている。論文はクロノロジカルに原の議論の展開を追い、その辺を描き出そうとしている。(本文全て敬称略)